【AIG Japan/”How NOT to Drive in Japan”】TBWA\HAKUHODO(2019年)
AIGジャパン・ホールディングス株式会社は、ニュージーランドの代表ラグビーチーム「All Blacks」を起用した新しいビデオを2017年ぶりに公開した。日本では7月よりワールドラグビーパシフィックネーションズカップ2019が開催されており、タイムリーなラグビーの切り口で話題作りを狙った。
「How NOT to Drive in Japan」ビデオ内では、
- 日本は左側通行
- チャイルドシートの着用義務
- 原付バイクでのヘルメット着用義務
- 飲酒運転の厳重な規制
- 日本独自の標識
- 交通案内ロボットとのセルフィー禁止
- 赤信号の左折禁止
といった日本独自とも言える厳密な交通ルールを、その名の通り車や人に体当たりしてキャッチーに紹介している。国際的に知名度の高いラグビーチームを起用したことや日本では当たり前とも言える交通ルールを紹介している点もあいまって、訪日外国人と受け入れる側の日本間において文化的理解を促進し、同時にアメリカに本社を構える同社の海外ネットワーク強化を図ったとも言える。
さらに、同社はメイキングビデオ「ALL BLACKSの超絶アクションを支えたプロフェッショナルたちの“ACTIVE CARE”」も公開し、撮影を滞りなく進めていくために撮影現場におけるリスク管理として警備員配置、撮影機材の保険、スタントマンの起用、食中毒リスク回避、選手が関わる車の軽量化といった“アクティブケア(リスク管理法)”を紹介している。